座る−立つ−歩くことの難しさ      
       
  個室に入って2日目
看護士さんから,「今日はベットの上で座ってみましょう。」と言われ
ましたが、なかなか出来ないのです。

 足をベットの下にだし、ベットの角に座り、足を床に付けるのですが
掴まっていたベットの手すり・点滴スタンドを離すと後ろへのけぞって
しまうのです。
体幹のなさ・腹筋のなさ?????
情けない状況でした。

 何回か繰り返しましたが、看護士さんから「ベットの角に座るとき
背骨をしたから積み重ねるようにして座り、立ち上がるように」と
助言を受け試してみると数回目から出来ました。

 こんなことが出来たことがとても嬉しいのです。

 一度コツをつかむと、点滴スタンドを頼りに歩くことも出来ました。


翌日
 廊下の西側奥の窓から富士山が見えるというので、看護士さんの
付き添いでそこまで歩き,雪のかぶった富士山を見ることが出来ました。

 個室に戻る迄は疲れたせいか点滴スタンドだけでなく廊下の手すりを
掴かみながら戻りました。