「Seestar S50」私の撮影法    
       
   私が2年ほど前に手術をし、その後体調がすぐれないことを
知っている友人からは、天体撮影をして大丈夫なのかなどの
ご心配をいただきました。

 今迄の天体撮影といえば、街明かりのない光害のない郊外や
山の中で何時間も時間をかけての撮影が普通でした。

 10数年前も、私が赤道儀を持っていることや野鳥撮影用のカメラ
を持っていることを知っている天体仲間からも、今持っている機材で
十分に天体撮影ができるのでやってみたらと勧められていました。
 その時は野鳥撮影の方に夢中になっていたので、天体撮影も始めたら
凝り性の私ですので昼も夜も撮影となると体調を崩すことは目に見えて
いましたので断り続けていました。
その私が天体撮影を始めたのです。

 私の「Seestar S50」での天体の撮影法
@ベランダにキャンプ用の小さな折りたたみテーブルを広げ、そこに
 「Seestar」を水平に置き電源を入れる。(1〜2分)
Aそして、部屋の中でスマホの「Seestar S50アプリ」
 とWiFiで接続。
 接続できたら、撮影したい天体を画面から選択し、タッチする。
B「Seestar」は自動で選択した天体を捉えてくれます。
 目的の天体を捉えたらオートフォーカスでピントをあわせ、シャッター
 ボタンを押します。
 星雲や星団などは自動で何枚も写真を撮り、重ね合わせてくれます。
C「Seestar」には、夜露対策のレンズヒーター・街明かりや月の光などを
 カットするデュオバンドフィルターが着いています。
 これにより、1−2等星しか見えない町中でも星の光だけを集め
 撮影することができます。薄曇りでも効果があります。
 撮った写真を見ると9等星くらいは写っています。

A〜Cの操作は、暖かい部屋で操作でき、テレビを見ながら
スマホ画面を時々確認しながら撮影しています。
数分撮影して、他の対象を選択し、またシャッターを押します。

 撮影が終わったら、ベランダに出て「Seestar」と机をしまいます。
ですから寒いベランダに出るのは数分だけ。
 こんな操作だけで、紹介した写真ができるのは驚きです。


 今後ますます「Seestar」での天体の撮影に夢中になりそうです。
 
 SeeStar: 11月撮影天体画像