バラ星雲(NGC2237-2238-2239-2244-2246)
いっかくじゅう座座/散光星雲


散光星雲の中ではオリオン大星雲の次にポピュラーな星雲です。
地球からの距離は1500光年ほどです。
バラ星雲は、その一部に、NGC2237、2238、2239、2244、2246の名前がついています。
見かけの大きさは約60分角で、満月の2〜5倍ほどあります。
地球からの距離は約4600光年で実際の大きさは約100光年で、ばらの花の花心にあたる中心部に
若い散開星団NGC2244の星々があり、この星団の高温度星からの紫外線が星間ガスを電離している。
赤く見えるのは水素原子の出すHα(アルファ)線が強いからで
中心部の空洞は、高温度星からの強い星風でガスが吹き飛ばされたためと考えられています。

    撮影日時:2025.01.29   撮影地;東京都東村山市      
     
    撮影日時:2025.03.21   撮影地;東京都東村山市   
  撮って出しの写真ははっきりしませんが
画像処理をしていくと“赤いバラの花”が浮き出てきます。